変化≒成長?
今まで嫌いで食べられなかったモノを
おいしく食べられるようになった。
なんなら大好きになった。
そういうモノって
昔から大好きだったモノに比べてすごく好きになった気がする…
というか、
それを好きになれた自分に対しての賞賛も含んで高評価に繋がるのかもしれない。
昔からキレイなお顔立ちの殿方が好きです。
ワイルドな男性らしさよりも少女漫画系。
小さな顔に、ぱっちりした瞳、
目鼻立ちくっきりなその甘い顔立ちで微笑むと、
笑顔は吹き抜ける初夏の風のように爽やか。
そして目元には知的さも感じられ…
想像しただけで頬が緩む
…のだけれど、
最近、いわゆる「和風顔」が無性にかわいく思えるようになった。
「切れ長のキリッとした目元」というのとは違い、
「目ちっちゃ、目ほっそ、顔うっす」
という感じ。
そんな顔立ちを無性にかわいく感じてしまう自分に正直びっくり。
そうなってしまうと、今まで大好きだった綺麗なお顔立ちの麗しい殿方とかが、
なぜかわからないがうさん臭く感じてしまうほど…
そうした変化は見た目に留まらず…
昔から歳上の殿方が好きです。
若い頃から、つい数ヶ月前まで、ひとまわり以上歳上でも何も問題を感じないほど、歳上の男性が好きです。
それには理由があり…
私には歳の離れた兄がいた。
9歳離れていたにもかかわらず、兄はとても優しく可愛がってくれていた…
らしいのだけれど、記憶がない。
私が5歳の時に、交通事故で亡くなったのだ。
5歳といえば、ある程度の記憶があってもおかしくないはずなのに、兄との記憶はまるでない。
亡くなった当日の事はうっすら覚えているのだけれど。
大人になってから何かで読んだところによると、
人は悲し過ぎる記憶は脳の中から消し去るのだとか…
覚えていると、その先の人生を生きていくのに辛過ぎるから…
私もきっとそうなのだろうとその記事を読んで思った。
そんな訳で、私はブラコンである。
歳の離れた男性に優しく諭されることに憧れる。
付け加えると、兄はスラッと背も高かったらしい
「キレイなお顔立ちの、歳上で背の高い、知的な優しい男性」
これが私の理想男性像であります。
以前書いたけれど、今、私にはとても大切に想う人がいる。
その彼は、いわゆる私の理想像とは程遠い。
顔立ちも年齢も身長も、全てにおいて真逆である。
ブラコンの私からすると、そもそも歳下男性は、
1,2歳だろうが、歳下というだけで恋愛対象として見る事ができない。
しかしながら大切に想う“あの人”は、
私が彼を生むことができるほど歳下なのです。
どうかしていると自分で思う。
年齢的にもあり得ない。
見た目からしても好みのタイプとはとても言い難い。
にもかかわらず、
今まで経験したことがないほど心惹かれる。
本当は好みが変わったというよりも
“あの人”が特別なのだ。
そんな自分に戸惑いながらも、
そんな自分が好きだったりもする。